うきよめぐり

アラサーが仕事を辞めて留学した徒然日記

<私の琴線> ~「頑張れ」という言葉

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「頑張れ」

 皆の言う「頑張れ」は、それ以上無理をしろという意味じゃない。

 お前の目線に立って、辛さを自分の身に置き換えた上で、

 それでも下を向くなといってるんだ。

 何かの本での誰かのセリフだと思いますが、とてもグッときたことを覚えています。

たまに思いませんか。

「頑張れ頑張れって、頑張ってるわ!これ以上どうしろっていうんだよ!!」

 人が何かを頑張るときは、色んなことを我慢して、色んなしんどいことに耐えて、ぶち当たった壁を乗り越えるかぶち壊すかしようともがいてて、ほんと心が尋常じゃないくらい狭くなるほど必死になっていると思います。それが自分であっても、誰かであっても、私は「頑張れ」という言葉がどこか他人ごとめいていて嫌いでした。まるで、頑張っている本人に対し、頑張ってないじゃんと否定されているように思っていたからだと思います。

 しかし、この言葉に出会って、思いがひっくり返りました。

「ああ、励ましの言葉だったのか」

と、一気に力が抜けました。途端に、頑張っていることを認めてもらえている安心感と、もっとやってみようという意欲と、まだまだやれるという活力が湧いてきたように感じました。

 私は根がネガティブなので、すぐに頭がずんずく傾いでしまいます。格好つけて、そう見えないよう努めていますが、たまに心がポキリと折れそうになって、そうならないうちに避難するような習慣ができています。骨折したときのように、折れては修復して強くなって、折れて強くなって、という行程が恐ろしくて仕方がなかったんですね。未だに多少その気はありますが、心の壁が強靭化して、なかなか傷付かない図太い可愛げのないアラサーへと成長してしまいましたがね。はっはっは

 少し話が反れましたが、「頑張れ」に隠された言葉の深みと重みに感動した話でした。

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