うきよめぐり

アラサーが仕事を辞めて留学した徒然日記

<私の琴線> ~時間は命の断片である

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時間は命の断片である

 今日の私の琴線ワードです。
 これは、私の尊敬する著者 千田琢哉さんの「ヒツジで終わる習慣、ライオンに変わる決断」という本から抜粋しました。千田さんは、「命の断片である時間を削りながら目の前の人と会っている」とおっしゃっています。その通りですね。才能や性格、容姿などは人によって異なりますが、時間は唯一みな平等に与えられたものです。どんなにお金持ちで、膨大なお金を積んだとしても、生きる時間を長くすることはできません。時間はその人の命と等しいということですね。



 私はこの文章を読んだ瞬間、ハッとしました。当たり前の事実ですが、実際に時間を自分または相手の命として考えて行動したことがありますか?私はありませんでした。もともとの性格というか、とにかく急ぐことが嫌いなので、早め早めに行動したいという気持ちが私の根底にあります。しかし、たまには遅刻してしまうし、寝坊することだってあります。そのときに、その遅刻した時間を「相手の命を奪ってしまった」と考えなおしてみると、私はいったい何人の、どれほどの命を奪ってしまったのでしょうか。うーん、考えたくありませんね。デスノートではありませんが、我々は人の命を少なからず奪うことができると考えるとぞっとします。
 バックトゥザフューチャーのように、過去に戻って未来を変えることはできないので、今後の行動を改めていこうと思います。ただ呼吸しているだけの、この1分1秒でさえ、私の命を削って時間を潰していると思うと、時間に対する重みが変わってきますね。たまに、やらなきゃいけないのにどうしても始められない課題がありますよね。そんなときに限って、携帯のゲームや今読まなくてもいい小説に走ってしまうことがあります。いや、もう、しょっちゅうですよね。ほんと怠慢な自分が嫌になりますよ。なのでそんな時は、「ああ、私の寿命が1時間23分削られた」と思うようにしています。そう思うと、「しゃーない、やろう」と重い腰をどうにか持ち上げることができます。

 少し話はずれますが、人間には慣性という優れた機能があります。最初は不自然で不愉快に感じていたことでも、だんだんと慣れ、いつかそれが普通になるというのが慣性です。何か新しいことを始めるには、なくてはならない機能です。もし、どうしても遅刻してしまう、寝坊してしまうという人は、どうにか頑張って3週間だけ10分早く行動するように強制してみてください。慣性により、3週間何かを続けると「それが普通」という状態に脳が変化するといわれています。10分早く行動することが、毎日ハミガキをするような習慣として体に染みつきます。
 ちなみに、脳は楽することが大好きで「なまけよう、なまけよう」とします。それも当たり前で、脳は我々の体の司令塔として24時間休みなく働いています。常に100%フル回転していたら、すぐ疲れちゃいますよね。そのため、力を抜ける場面では体力を温存しようという本能なんでしょうね。「じゃあ、どうやって脳のスイッチを入れるの?」と思いますよね。いろいろ調べました。私、ほんとうになまけ癖と飽きっぽさがピカイチで、すーーーぐベッドでゴロゴロしながら漫画や本を読みたくなっちゃうんですよね。読書だけはいつでもどこでも何時間でもできる、唯一小さい頃から続いている私の趣味ですわ。ほんとやる気出すのに時間がかかるんですよね。きっとそういう方はたくさんいるのではないでしょうか。いや、いて欲しい。怠慢で怠惰で飽き性な性格の人、ぜひ試してみてほしい。それは、
「とにかく、30秒だけはじめてみる」
というだけです。もしこれで気が乗らなかったら、いったんやめて、また後で30秒だけやってみてください。案外、できます。この「30秒だけやる」という行為が、脳のやる気スイッチとなるんだそうです。ちょっと詳しいことは忘れてしまったんですけど、なまけ続ける脳に刺激が送られ、脳が働きはじめるそうです。これは、勉強だけではなく、掃除や片づけ、準備など面倒くさいことすべてに通用します。私は今のところ、これでどうにかスイッチを押し、英語の勉強をしています。ぜひ、試してみてください。


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