うきよめぐり

アラサーが仕事を辞めて留学した徒然日記

<オーストラリア> ~成長を感じられない私の英語よ、幸あれ

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Let’s inprove my speaking!!

 今日は、友達の友達の友達(つまり他人)に教えてもらったmeet upに参加してきました。

え、出会い系!?

と思ったあなた、違います。中にはそのようなものもあるかもしれませんが、私が参加したものは違います!ここは力の限り否定させてもらいます!
 いや逆に怪しい? そういうものはどこにでも潜んでいるものですからね。不思議なものですよね。出会いがないと嘆く人が多くいる一方で、ネット社会が進展する現代で加速化する出会い系サイト。まあ、似て非なるものなんでしょうね。ていう話をすると長くなるし、話が逸れてしまうので、またの機会に語ることにします。

meet upとはなんぞ?

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 meet upとは、簡単に言うと英語を話したい人や多国籍の人に興味がある人と出会えるアプリです。
 クラスメイトの子が主催したBBQに行ったときに、私と同じように英語を勉強しているヨーロピアンに出会いました。だいたい初めて会った人とは、オーストラリアに来た理由や将来設計などの話になります。そこで、私がスピーキングをもっと伸ばしたい旨を話したら、このアプリを教えてくれました。
 アプリ内には数多のグループがあるのですが、彼が教えてくれたグループは、出会い目的ではなく、英語を伸ばしたい人のみが集まって話し合いをしようという志が強いようでした。グループ内のルールが他とは比べものにならないくらい長文で、出会い目的の人は排除する旨が書いてあり、少し笑ってしまいました。かなりしつこく、「このグループは出会いを目的としていない!」と書いてあるんですね。

驚くべき事実

 ところで、あなたは「外国に住めば強制的に英語が上達するだろう」と思いますか?私は、必ずしもそうではないだろうと思っていましたが、日本にいるよりは強制力があり自然と伸びるだろうと思っていました。しかしそれは甘いです。

甘いよ私!

 ここオーストラリアでは、というか、どこの国でも同じだと思いますが、外国に住んでいても、日本語で暮らせるんです。

は?

と思いましたか? どういうことかというと、オーストラリアには多国籍の方が多く住んでいます。その結果、多くの日本人がいますし、多くのジャパニーズレストランがあります。私がオーストラリアで出会った日本人で、2年以上オーストラリアに住んでいるけど、英語は全く話せないと、何でもないことのようにあっけらかんと話す方がいました。

は?

その話を聞いたとき、一瞬意味がわかりませんでした。ルームメイトにその話をして、ようやく理解したくらい、ポカーンと目が点でした。
 例えば、ジャパニーズレストランのキッチンで働き、ルームメイトは日本人しかいないシェアハウスに住み、恋人も日本人だった場合、どのようなことが起きるかというと、オーストラリアに住みながら日本語のみで暮らしている状態が発生します。びっくりしましたか? しかし、私の今の状況はかなりこれに近いです。

私の残念すぎる現状

 とりあえずお金を稼ごうという怠慢さからジャパニーズレストランで働き始め、情報収集するためにという安易安直な理由で日本人しかいないシェアハウスに住んでいます。

 少しは話は変わりますが、私の引っ越し遍歴と、その部屋ごとの感想、コストについて書いた記事があります。興味があれば、こちらもどうぞ。

ukiyomeguri.hatenadiary.jp


なんだよ!彼と同じ状況じゃあないか!!

辛うじて、学校はあまり日本人がいないので常に英語を話していますが、休日に家から一歩も出なければ日本語で1日を過ごしています。オーストラリアにいながら、日本語で始まり、日本語で終わる1日が存在するんですよ。というのも、この頃、自分の英語にかなり自信を喪失し、少し鬱々としていた時期でもあり、日本語に逃げてしまったというのが事実ですね。

なんてこった…

しかし実際は、とても楽でした。精神的な話になりますが、日本にいるような感覚を味わえるわけです。ホームステイをしてたとき、英語を全然話せなかったというのもありますが、英語で思いを伝えられないストレスは大きかったように思います。途中、ホームシックになっていたのかもしれません。心が弱い!!まあ、時には逃げることも大事ですよね、人間だもの!

 でも今は気持ちが変わりました。というか、英語で自分の思いを伝えられないことが楽しくなってきました。変人ではありません。「こういう思いは英語でなんて言うんだろう?」「私の知ってる単語でどうにか話したい」「てか何でもいいからもっと話したい」「もっと勉強したい」そう思うようになってきました。たぶん、心の余裕が出てきたのだと思います。そう思うと、心の安定というのは大切ですよね。あ、また話がそれそうなので、話を戻しますね。
 心の余裕とともに、英語への関心が以前より高まってきたのだと思います。まだまだ英語の聞き取りはカスすぎて、何度も聞き返してしまいますし、パッと思い付いたことを話せなくて「アー」「ウー」ばっか言ってるし、語彙力なさすぎて20ページくらいのペラペラの本を読むのも2日がかりだし、ディスカッションで話せなさ過ぎて落ち込むこともあるし、何で私このクラスにいるんだろうと地の底に落ちた気分になることもあるし、この2ヶ月で果たして私の英語力は向上しているのかと道を失いそうになることもあります。文字にするとますます落ち込みますね。

ネガティブ!!

こう見えて、繊細で神経質な典型的A型女ですからね。はっはっは。
 それでも今は、もっと上を目指したいと思う気持ちが優っています。早く英語の本をスラスラ読みたいし、映画を字幕なしで観たいし、英語の歌をかっこよく歌いたいし、何よりもっと色んな人の話を聞きたいです。小さい頃から無口なので、自分の思いを伝えることが日本語ですら苦手です。成長するにつれてよく喋るようになりましたが、もし話さなくていいなら1日中無言でいられると思います。いや、独り言はぶつぶつ言ってるかもしれません。気持ち悪いですね。でも私すごい独り言が多いんですよね。自分と会話しているんですかね。なぞですわ。

 ところで今日のmeet upで自然環境の話になりました。私の言いたいことは、途切れ途切れで拙い英語だとしても、聞く側がフォローしてくれながら成り立つんですね。心優しい人たちばかりです。しかし、相手の言っていることを理解することが難しいです。たぶん5~6割しか理解していないと思います。特に、大人と話す場合に、単語が難しいように感じます。日本語で考えた場合も、年齢によって選択する言葉が異なりますよね。それに、言葉を濁すというか、直接的な言い方を避けたり、ことわざのような言い回しを使ったりもしますよね。
 例えば、「木を切ることをやめる方がいいと思う」と「森林を伐採すべきではないという意見に賛成だ」というのは、おおよその意味は同じだけど、単語や言い回しの難易度が違います。大人になるにつれて、意識して言い回しをわかりやすくしない限りは、難しい表現を多く使ってしまうものだと思います。
 看護師をしていてよく感じたことですが、仕事で専門用語を多く取り扱う場合、専門的知識の何もない人に仕事の内容を話すのはなかなか難しいものです。それと同じような感覚ではないかと思います。

 つまり、何が言いたいかというと、私は色んな国の人のそれぞれの考え方やその理由を知りたいと思っています。しかし、今のままでは彼らの発言の5割も理解できないんです。せっかく多国籍の人と出会える環境なのに、自分の英語力にげんなりするんですよ。理解できないというのは、本当に悲しいことだと痛感した瞬間でもありますね。

 だからこそ、もっと英語を成長させたいですね。人間の性なのか、私の根底にある性格なのかわかりませんが、どうしても楽な方へ楽な方へと行ってしまいます。自分の怠慢さが仇になっていますね。昔はもっと真面目で努力家だったはずなんですけどね。どーこに行っちゃったのかなぁ? 私のやる気のスイッチを見つけたら、そっと押しといてください。

 そんなこんなで、家の引っ越しと仕事の変更を考えています。というか、さっさと行動しなければ!1年は長いようであっという間です。実際、オーストラリアに来てからの2ヶ月はあっという間でした。いや、本当に!まさに、光陰矢の如し。「あれ?」という感じです。ジャパニーズレストランで働いたことも、日本人ばかりのシェアハウスで暮らしたことも、今のままでは良くないなと思えたきっかけになったので、よい経験になったと思っています。すごい気の合う日本人の友達ができたことも、人生の宝です。実際、日本人同士のつながりは大事です。しかし、それにすがり続けるなら、日本に帰るべきですよね。

 気張りすぎず、でもある程度の緊張感をもって精進していきたいです。
 今日はここまで。私の成長を祈ってくださいね。頑張ります。