うきよめぐり

アラサーが仕事を辞めて留学した徒然日記

<オーストラリア> ~手間と時間がかかるけど、これが私の勉強法や!

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わりと容量が悪いです

 今回は、勉強方法について紹介したいと思います。
 というのも、私自身が容量の悪さに悩み、いろいろ模倣して今にたどり着いたという感じなので、同じような悩みを持つ人の助けになればいいなと思います。また、留学して英語を勉強する上で、誰しもどこかで壁にぶち当たると思います。私はこの約8か月で何度も何度も壁にぶち当たり、落ち込み、やんなり、諦めようとしたことがありました。そんなとき、勉強方法の選択肢が多くあれば、いろいろと試して自分に合った方法を見つけ出せるかもしれません。壁を叩き壊してやろうじゃないか!



単語の暗記方法

 基本的にノートに書いて、復習してというスタイルです。

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 これが私の単語ノートです。最初の頃は、赤シートで消せるように単語を赤のペンで書いていたのですが、今は特に気にしていません。赤シートをあまり使わないというのもありますが、ペンの色を変えるのが面倒くさくなってきたというのが正直なところですね。
 基本的に、真ん中より少し左側に縦線を引いて、線より左側に単語とその発音、線より右側に意味と例文を書いています。私は、英語を見てすぐイメージ化できるよう、なるべく絵も描くようにしています。単語の意味を英語で説明できなくても、イメージ像が浮かぶと自ずと意味も理解できると思っています。リンゴの絵をみてappleappleの文字を見てリンゴの絵が思い浮かぶようにしていると言えばいいのでしょうか。記憶を脳みそから引き出すための糸口をたくさん用意しているだけ、とも言えます。
 個人的に、スペリングと発音は重要だと思っています。テストで、単語を知っているのにスペルミスするのは案外悔しいです。発音は、リスニングとスピーキングにもつながりますし、ちょっとした発音の違いで全く違う単語になってしまうこともあるので、注意しています。発音記号に対し、最初は違和感を覚えるかもしれませんが、だんだん慣れてくるとかなり便利です。音を出せない状況でも発音記号で発音を確認できますし、音だけじゃ拾えない発音を知ることができます。いかんせん、私は音を捉えることが苦手なので、より力を入れています。あと、アクセントを気にするとよりいいですね。発音しにくいと思っていた単語も、アクセントを意識して発音すると発音しやすいこともあります。ただ、発音のしにくさについては、もうひたすら練習するしかありません。日本語と英語は、似ている部分が少ない言語同士なので、根気よく練習するしかないと思います。

 右側に書く単語の意味は、辞書を引いたり人に教えてもらったりした後で、自分の言葉で表現するとより記憶しやすいです。たとえば、gainという単語をノートに書く場合、辞書にはto obtain or win sth, especially sth that you need or wantとあります。「必要なものを得ることだよ」という意味なのですが、このままだと長いですよね。細かいことをいうと、いろいろな意味合いがあるのでしょうが、単語を覚えるという段階では、gain = getで十分だと思います。とりあえずは、その単語の本質を覚えて、その次の段階で、より詳しい意味合いを覚えていけばいいでしょう。でないと、頭がパンクしてしまいます。私はパンクします。
 また、例文もなるべく自分で作成すると記憶に残りやすいです。辞書の例文をパクると作りやすいですね。身近な人を登場させると、より印象的になるのでお勧めです。たとえば、gainの辞書の例文は、The party gained over 50% of the vote.とあります。これをパクって、Mr. Abe wants to gain more than 50% of the cizen's support.など勝手に作ってみてください。文章が合っているか心配な場合は、先生に確認してみるといいでしょう。他の例文や、より自然な言い方などを教えてもらえることもありますので、一石二鳥です。
 この写真にはありませんが、同意語、類義語、反対の意味の単語、派生語も確認しておくと、なお勉強になります。たとえば、gainならば、同義語はget, obtainなどがあります。

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 私が学校の先生に教えてもらったのは、上の写真のように、名詞、形容詞、動詞、副詞も一緒に覚えるという方法です。たとえば、luckは多くの人が知っていると思いますが、「運」という名詞です。形容詞はlucky、副詞はluckilyです。もし時間があれば、全部の例文を作成するのもいいですね。
①I had a great luck and I didn't injure by the accident.
②I didn't injure by the accident so I was really lucky.
③Luckily, I didn't injure by the accident.
どれも「事故で怪我しなくてラッキー」ということを言っています。これを覚えておくと、「以下の単語を文脈に合った形にしなさい」というようなテストのときに大変役立ちます。わりと、y や ly をつけるなどルールはあるので、単語の意味を全く知らなかった場合でも予想して解くことが可能なのですが、私はかなり苦手ですね。何でなんですかね。頭の柔軟性と勘が悪いのかもしれません。チって感じですよ。

 次に、ノートを作成するタイミングを紹介しますね。授業中に殴り書きするのは時間を短縮できていいと思うのですが、困ったことにノートが汚いとやる気を失ってしまうという厄介な性格なため、昼休みとバイトの前にささっと作っています。30分くらいですかね。あまり時間をかけないようにしていますが、同意語など探していると時間がかかる場合もあります。一応、個人的には30分を目安にしています。時間を決めないと、調べることに没頭しちゃったり、無駄にだらだらとしてしまうので、注意しています。時間配分など、後で詳しく話していきたいと思います。
 復習については、ノート作成後に2度ほど目を通し意味や例文を噛みしめます。宿題がない日は、バイトの前に復習していますね。いらない紙に殴り書きしながら、ブツブツ発音しています。私の学校は、1週間ごとに1区切りで月曜日に先週の復習テストをします。そのため、週末にその週に作成した分の復習をしています。時間がある場合は、ノート全体をさらっと流しみるようにしています。そして、月末に1ヶ月の復習をしています。記憶を定着させるためには、もうとにかく繰り返し復習するしかないと思います。単語は根競べですね。ほんと嫌い!とは思いますけれども、単語を覚えると、いろいろな面で楽になることは間違いないので、お互い頑張りましょう。

リスニングの勉強方法

 私の一番のカスポイントで、オーストラリアに来た当初は本当に他人の言っていることをなかなか理解できなくて苦労しました。今もなお苦労していますが、まあ、前よりはマシになっているかなとは思います。
 リスニングは主にインターネットを利用しています。一番のおすすめは、
www.elllo.org
こちらのellloというサイトです。ホームのグーグル検索のすぐ下に、Lesson for biginnersなどリンクが貼ってあります。自分のレベルに合わせて、リスニングすることができるのはもちろん素晴らしいのですが、さらに、内容の筋書き、いくつかの単語の意味(音声付)、問題が付属されていて、とても勉強になります。私は、biginnersからすべて聞きました。私は聞いて、単語を見て、問題解いてとさらっとしかやっていなかったのですが、わからない単語を調べたりするとより勉強になると思います。また、ビデオも面白いですし、出身国もわかるので、もし聞き取りにくかったら、アメリカやイングランド出身のものを選ぶと聞き取りやすいですね。
 もう一つ、学校の先生に教えてもらったのは、
esl-lab.com
というサイトです。ちょっと見にくいのですが、ホームの下あたりにListening Quizzesがあり、自分に合ったレベルで興味があるタイトルを選んでください。最初に、内容の要約があり、その下にリスニングボタン、その下に問題がのっています。問題の下あたりにQuiz Scriptのリンクがあるので、そこに飛ぶとリスニングの筋書きを確認できます。わりと面白いですよ。
 聞き流すのではなく、集中して、内容すべてを書き出すくらいの気持ちでいるとだんだん耳が慣れてきます。慣れてくると、聞き取れない内容や知らない単語があっても、前後関係や文脈で予想できるようになります。

 あ、あと、絶対的に忘れてはいけないのが、話す時に単語と単語をつなげるリンキングですね。空耳タモリみたいに、前後の単語の音がくっついて、違う音に聞こえるというやつですね。ルールがあるので、専門の本やネットで調べるといいと思います。簡単にいうと、「What is your name? 」という文章を日本人が読む場合、「ホワット イズ ユア ネイム?」と発音すると思うのですが、実際は「ゥワッチャネィ?」という感じに聞こえます。慣れないと「はぁ?」となりますし、これが聞き取れないとリスニングは半端ねぇ難しいです。
 「発音の鬼」という本があるのですが、オススメです。
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というのも、私がオーストラリアに来る前に通っていたスクールの先生の本です。わかりやすいし、納得できるので、「リンキングって何!?」という人は一度みてみてください。それか、ツタヤのビスネスカレッジに先生の回があるので、それを借りてみるのもありですね。ツタヤは安いときだと100円で1本借りれると思うので、興味がある方はぜひぜひ。

 他には、バスに乗っているときなどにラジオを聴いていますね。スマホのアプリが多数ありますが、私は「English Radio」と「Learn English」を使っています。だいたいBBCニュースかTED Talkを聴いています。これらはオンラインなので、筋書きなどはありませんが、ニュースは聞き取りやすいので映画などよりオススメです。もちろん映画も見ますが、個人的には映画はリスニング教材というより、純粋に楽しみたいと思っているので、教材としては使っていません。ネットフリックスでキッズ向けのアニメやディズニーなどはよく見ています。好きなものは何度でも見る性質なので、英語字幕なしで観て、字幕ありで観て、また字幕なしで観てなど、たくさん見て聞いて覚えたりすることもあります。一方、「Learn English」は、トピックを選んでリスニングするタイプなので、上記のリスニングサイトと似ていますね。内容の筋書きがあり、リスニングのスピードを選べるのは便利です。私は最初に2倍速で聞いて、そのあとに普通のスピードで聞いています。こうすると、普通のスピードが遅く感じるので不思議なんですが、聞き取りやすいような気がしています。

リーディングの勉強方法

 私は日本語も読むのが遅いので、英語は特に遅いです。趣味として、本を読む場合は辞書で調べながら読んでますね。Penguin readers など、レベルに合わせた単語数で構成せれた本があるので、よく学校の図書館で借りて読んでいます。急に英語版ハリーポッターや星の王子様などを読むと、案外難しいです。絵本もいいと思います。絵本だと、無料で読めるサイトがあった気がするので、それもありだと思います。先生がいうには、その本の要約を言えるようになったら内容を理解したということだそうです。本を紹介できなければ、内容を理解していないのと同じということですね。厳しいようですが、シニアの先生が言っていたので、そうなんだと思います。私は、週末に翌週にやるであろうユニットを読み、わからない単語などをピックアップするようにしています。本当は授業でも初見がいいのかもしれませんが、読むのが遅いのと、理解力が乏しいので、先生の説明をより吸収できるように予習してから臨んでいます。
 テストはまた、別の話になります。テストの場合、文章すべてを読まなくていいそうです。以下は、学校の先生に教えてもらった方法で、私が実践しながら少しアレンジしたやり方です。
 まず最初に、タイトルを必ずチェックします。新聞などもそうですが、タイトルで読み取れる情報や予想できることもあるので、必ずチェックします。
 次に問題文を全部読みます。問題文を読みながら、大事そうな単語に印をつけます。人物名やポイントになりそうな動詞や名詞ですね。
 次に、文章にさっと目を通して、問題文でチェックした単語を探します。スキミングというのですが、文章を読む必要はありません。探していた単語を見つけたら、前後の文章を読み、問題に答えます。
 前後の文章だけで問題を解けない場合は、その段落の最初の文と最後の文を読みます。だいたいが、段落の最初と最後にその段落の要約が書かれているので、段落の内容が問題文と合致しているか確認します。
 それでもわからなければ、その段落全体を読みます。段落全体を読むと時間がかかってしまうので、最終手段です。
 きっと、文章を読むのが早い人は必要ない方法かもしれませんが、全員にお勧めできるのは、文章よりも先に問題文を確認するということですね。騙されたと思って一度やってみてください。案外解けます。
 ただ授業などで内容をかみ砕いていく場合は不向きです。とにかく早く読む訓練方法をネットで調べた限りでは、ペンや指で文章を一定速度でなぞりながら読み、決して戻らないという方法や、定規を置いて1文ずつ読むというようなものでした。日本語と英語では、文法が全然違うので、英語を逆から読み直してしまう癖のある人には不向きだと思います。個人的には英語を英語のまま理解する勉強になると思って、たまに実践していますが、早く読む訓練になっているのか不明です。

スピーキングの勉強方法

 もうこれは、一つです。
とにかく話せ!!
これに限ります。海外に留学中の人やワーキングホリデーの方は、とにかく友達や先生、ルームメイト、クラスメイト、道端の人、お店の人、お客さんなどと話すことですね。私はウェイトレスの仕事を始めてから、結構伸びたような気がします。恐ろしいほど聞き取れなかった電話も、今では聞き取れるようになってきました。たまに聞こえないことや勘違いすることがありますが、そうなったらもう誠意を込めて謝るのみです。非を認めて謝ると、だいたいの人は許してくれます。そこで学んで、失敗を繰り返さなければいいだけです。怒られるなどちょっとした事件があると、嫌でも覚えるのである意味いい方法だと思います。
 他に私が試したのは、meet up と言語交換サイトですね。meet up は以下の記事でも少し触れたことがありますが、ukiyomeguri.hatenadiary.jp
英語を話したい、多国籍の人と交流したい、同じ趣味の人と交流したいなどの目的の人が集まって、交流するというものです。最近はめっきり行かなくなりましたが、渡豪して1ヶ月くらいの頃は毎週行っていました。

 次に試したのが、言語交換サイトです。本当は外国人の彼氏を作ることが一番早いと言われます。ネイティブからも、長年海外に住んでいる方からもそう言われます。そのため、ティンダーという出会い目的のアプリをやっている人も多くいます。日本の出会い系とは少し異なり、純粋に恋人を探す手段としてインターネットを使用している方が多いですね。これは個人的な意見ですが、お互いに条件を提示して出会える分、日本のお見合いパーティーや合コンより効率的かなと思います。ただ私は、恋愛が絡むと面倒も多いので、利害が一致している言語交換サイトを利用することにしました。私が試したのは「Hello Talk」「InterPals」「iTalki」「coffee learning」です。今度「Conversation Exchange」をやってみようかと思っています。Hello Talk 以外はパソコンでやってました。そのため、ログインしたりするのが面倒で、というか、当時はバイトを掛け持ちし始めて時間がなくなり徐々にやらなくなりました。私は実際に誰かと会っていませんが、仲良くなって会うこともあるそうです。個人的には、実際に会って友達を作ったり話したりするのはいいことだと思います。私は海外で学校に行っているため、英語を話す機会がありますが、日本にいる場合はなかなか英語を話す機会がないと思います。英会話塾は結構お金がかかりますし、日本語を習いたい、話したいという外国人と会うのはいい刺激になると思います。会うのが怖いという人は、同性で日本語がわりと堪能な人から始めれば話しやすいのではないでしょうか。
HelloTalk は未だに続いていますが、言語交換というよりは、英語でいろんな人とチャットしている感じですね。英語をタイプするのが早くなりましたが、まあ、それぞれの使用方法によるのかもしれません。電話やボイスチャットを中心に行えば、スピーキングの練習になると思います。

ライティングの勉強方法

 ライティングは難しいですよね。個人的にすべての分野が難しいと感じているのですが、ライティングは本当にやばいですね。もう何がやばいって、テストの時間内に書き終われないことですよ。もともと頭の回転が速くないので、文章の構成を考え、自分の知っている英単語で自分の意見を書き綴るというのはなかなかの至難の業です。そして、言いたいことがあるのに、それを英語で表現できないもどかしさと言ったらないですよ。やはり、単語力が私のカギとなっていると近頃ひしひしと感じています。会話する上でも必要だと思いますが、ボキャブラリーが乏しいというのはつまらない話になってしまいます。はぁ、、記憶力がほしい!!!
 あとは、日記を書くのもいいそうですが、毎日書くとストレスが溜まってしまいます。たまにビッグイベントがあったときの様子などを書き、先生に確認してもらうといいと思います。私は、先生にお願いして、ライティングの課題を出してもらうようにしています。それを宿題としてやって添削してもらって、、、と、これも繰り返し実施することで書くことに慣れる訓練ですね。

まとめ

 すべてはルールを知り、慣れることが大事なのかもしれません。私は慣れるまでにも時間がかかるので、とにかく人の倍以上やるように努力しています。タイトルの通り、手間と時間のかかる行程に他なりませんが、私にとって他のいい方法が思いつかないのでやるしかないと受け入れています。努力は天才を超えると信じています。10代にあまり勉強しなかった分、今頑張ろうと思います。
 こう書いていると、英語を学ぶことが苦痛のように感じてしまうかもしれませんが、そんなことはありません。もちろん辛いことはたくさんありました。自信を何度喪失したことか、何度もう帰ろうと思ったことか、わかりません。それでも、日本語もそうですが、言語は興味深いです。早くもっと扱えるようになりたいですね。
 全世界の英語を勉強している人たちに、幸あれ!!



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